FILM & EVENTS フィルム&イベント情報

これまでアニメーションにまつわる数々の上映企画を行ってきたレーベルCALFが、2015年秋、新しい国際アニメーションフェスティバル〈GEORAMA〉を始めます。
2014年4月、それを記念する第0回大会〈GEORAMA2014〉を開催! 「国内未公開長編アニメーションショーケース」を中心とした様々にアプローチの異なるプログラムで、濃密にお届けします。

すべての上映作品は日本語字幕付き。 上映予定作品およびスケジュール、上映素材などについては予告なく変更になることがございます。あらかじめご了承ください。

国内未公開長編アニメーションショーケース 東京/山口/神戸

いま、世界のアニメーション・シーンのなかで最も熱い分野のひとつ、長編作品。これまで日本でなかなか紹介されることのなかった、選りすぐりの優れた長編アニメーション作品を一挙に上映する画期的なプログラム!
個人短編作家が長い時間をかけてコツコツと作った作品から、実写映画の世界からの果敢な挑戦がアニメーションの思わぬ可能性を切り開いてしまっている作品、いまやひとつのジャンルとして定着した感のあるアニメーション・ドキュメンタリーまで、多種多彩な世界の長編アニメーション事情を一望!
これまでのアニメーションのイメージを覆す、奇想天外な作品がここに集結。

コンシューミング・スピリッツ Consuming Spirits予告編動画を再生

コンシューミング・スピリッツ Consuming Spirits

監督:クリス・サリバン

2012年/アメリカ/131分/ブルーレイ

東京4/12(土)19:00 4/16(水)19:00 4/21(月)19:00 山口6/22(日)11:00
神戸7/20(日)16:00(爆音上映) 7/25(金)18:00

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アメリカ郊外の田舎町マグソンに暮らす42歳のジェンシャン・ヴィオレット、38歳のヴィクター・ブルー、64歳のアール・グレイ。当初は関係ないように思えた3人は、不吉な社会福祉施設、里親、ロマンス、憎悪を巻き込み、いつしか悲劇の物語に巻き込まれていく。隠されるべき家族の秘密、明らかにされるべきもの。ある夜の飲酒運転と自動車事故が引き金に、記憶の貯蔵庫が開け放たれ、3人はそれぞれ、癒され、そして傷つく。アメリカの鬼才クリス・サリバンが15年以上の歳月をかけて完成させた2時間超の長編アニメーション。

チトー・オン・アイス Tito on Ice予告編動画を再生

チトー・オン・アイス Tito on Ice

監督:マックス・アンダーソン&ヘレナ・アホネン

2012年/スウェーデン/77分/ブルーレイ

東京4/12(土)21:30 4/15(火)19:15 4/23(水)19:15 山口6/21(土)16:30
神戸7/21(月・祝)11:00 7/25(金)20:30

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自身の新作コミック『ボスニアン・フラット・ドッグ』の宣伝のため、スウェーデンのアーティスト、マックスとラースは旧ユーゴスラビア諸国を旅することにした――旧ユーゴのカリスマ元大統領チトーのミイラと共に。旅を進めるうち二人がやがて気づくのは、現実は自分たちの作りだしたフィクションを遥かに圧倒するという事実だった。ドキュメンタリー映像と立体アニメーションを組みあわせたハイブリッド表現による、力強い映画。
オタワ国際アニメーション映画祭長編部門グランプリ。

あまりにも単純化しすぎた彼女の美 Oversimplification of Her Beauty予告編動画を再生

あまりにも単純化しすぎた彼女の美 Oversimplification of Her Beauty

監督:テレンス・ナンス

プロデューサー:Jay-Z

音楽:フライング・ロータス

2012年/アメリカ/84分/ブルーレイ

東京4/13(日)19:00 4/15(火)21:00 4/18(金)19:15 山口6/22(日)14:00
神戸7/20(日)13:00  7/24(木)18:30

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どうしても好きな女性がいる。彼女の気を引くために、一緒にフィクション映画も作ろうと提案する。僕たち二人の関係をベースにして……そこに描かれた愛を彼女はフィクションだと思うかもしれない。でも、僕にとっては、彼女に近づくための唯一の手段なのだ。「彼」と「彼女」のあいだのプラトニックでロマンティックな関係を、実写とアニメーションを組み合わせて描くこの作品は黒人監督テレンス・ナンスのデビュー長編であり、Jay-Zもプロデューサーに名を連ねるこの作品は、「進化するブラック・シネマ」の新しいかたちでもある。

背の高い男は幸せ? Is the Man Who Is Tall Happy? : An Animated Conversation with Noam Chomky予告編動画を再生

背の高い男は幸せ? Is the Man Who Is Tall Happy? : An Animated Conversation with Noam Chomky

監督:ミシェル・ゴンドリー

2013年/アメリカ/88分/ブルーレイ

東京東京 4/13(日)21:00 4/17(木)21:00 4/24(木)19:15 山口6/22(日)16:00
神戸7/20(日)11:00 7/24(木)20:20

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PVや数々の長編映画でアニメーションを巧みかつ華麗に用いてきたミシェル・ゴンドリーが新作の題材に選んだのは、なんと、言語学者ノーム・チョムスキーの理論のアニメーション化。チョムスキーの比肩するもののない圧倒的な知性が、ゴンドリーによるナイーブかつ複雑なドローイング・アニメーションによって彩られる。アニメーションという解釈を通じて結果として浮び上がるのは、卓越した思想家としての、そして一人の人間としてのチョムスキーの姿である。ゴンドリーの長年の夢だったアニメーション・ドキュメンタリーの制作は、実り多き結果をもたらした。

マイ・ドッグ・チューリップ My Dog Tulip予告編動画を再生

マイ・ドッグ・チューリップ My Dog Tulip

監督:ポール&サンドラ・フィエリンガー

声の出演:クリストファー・プラマー イザベラ・ロッセリーニ

2009年/アメリカ/83分/ブルーレイ

東京4/14(月)19:15 4/16(水)21:30 4/19(土)19:00
神戸7/21(月・祝)13:00 7/23(水)18:40

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「他人を愛することができない英国人は、自然と犬を愛するようになる」――イギリスの小説家J・R・アッカーリーが、わんぱくなジャーマン・シェパード・ドッグ、チューリップと過ごした16年間を振り返る。ふとしたことから飼うことになった「彼女」は、アッカーリーにとっても驚いたことに、生涯の「恋人」であり、「わがまま娘」そして「理想の友人」――つまり、まさに彼が長年探し求めていた相手――となる。クリストファー・プラマー、イザベラ・ロッセリーニをはじめとした豪華声優陣に支えられた老練のアニメーション技術が作り上げる成熟の傑作。

アロイス・ネーベル Alois Nebel予告編動画を再生

アロイス・ネーベル Alois Nebel

監督:トマシュ・ルナク

2011年/チェコ/84分/DCP

東京4/14(月)21:00 4/17(木)19:15 4/19(土)21:00 神戸7/19(土)11:00 7/23(水)20:20

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1989年、孤独な鉄道員アロイスはチェコスロバキアとポーランドの国境の小さな駅で働いていた。彼をときおり悩ますのは霧のようなイメージ。そして、第二次世界大戦中の悲痛な記憶。無口な男の到来が、彼と、彼の仲間たちの運命を大きく変えていく。チェコ・アニメーションのイメージを大きく裏切るハードボイルドなこの長編で描かれるのは、社会主義体制の崩壊を背景とした、過去の清算と未来の希望の物語である。

痛くて惨めだ The Pain and the Pity

痛くて惨めだ The Pain and the Pity

監督:フィル・ムロイ

2013年/イギリス/75分/ブルーレイ

東京4/18(金)21:00 4/22(火)19:15
山口6/21(土)14:30 (※同日10:30からのフィル・ムロイ「クリスティーズ三部作」」プログラムの一部)
神戸7/19(土)16:00(フィル・ムロイ「ザ・クリスティーズ」トリロジー一挙上映の一部) 7/21(月・祝)15:00

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コンピュータ・ボイスと口パクの影絵を用いたフィル・ムロイの超ミニマル個人制作長編「クリスティーズ」シリーズ、第四作目にして最終章。下劣な「典型的」イギリス人クリスティー氏とその愉快な家族と仲間たちの物語は、アイスランドでの大冒険を経て、再びロンドン・ソーホーに戻ってくる。前作でヒトラーの子孫であることが判明したクリスティー氏(死体)の運命はいかに?
物語はあらゆる予期を裏切って、痛くて、惨くて、哀切なエンディングを迎える。(併映:『バード・オブ・パラダイス』監督:フィル・ムロイ、2013年、4分)

暗闇のアニメーション

映画から映像と光が消え去るとき、それでも鳴り響く音に呼応して、あなたの脳は、自分なりの映画を生み出しはじめる。そのイメージは物理的制約に束縛されず、無限で自由な変容をする。そのときあなたが生み出しそして目撃するイメージは、「アニメーション」というにふさわしいものなのではないでしょうか。この特別企画「暗闇のアニメーション」では、7年近くにわたるロングラン上映を続ける『眠り姫』の暗闇上映版『闇の中の眠り姫』と、恵比寿映像祭での発表以来評判を呼び続ける「音の映画」、『おかえりなさい、うた』の二本を、映像の回路を遮断して、外界から漏れる光も可能な限り遮断しながら、バウスシアター・シアター1の巨大な暗闇の空間に鳴り響かせます。「暗闇のアニメーション」は、新しいアニメーションフェスティバル<GEORAMA>のコンセプトのひとつ「アニメーション拡張」プログラムの最初の試みです。七里圭と生西康典によるトーク付きの、豪華で濃密な暗闇の時間。

東京 4/20(日)19:00-22:40

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19:00 イントロダクション
19:10 『闇の中の眠り姫』
20:30 トーク(七里圭×生西康典)
21:00 休憩
21:10 『おかえりなさい、うた』

『闇の中の眠り姫』(『眠り姫』暗闇上映版)予告編動画を再生※4月19日(土)~25日(金)、渋谷・UPLINK Xにて『眠り姫』の15回目のリバイバル上映! 
詳細は七里圭公式ホームページにて。

『闇の中の眠り姫』(『眠り姫』暗闇上映版)

監督:七里圭

原作:山本直樹

音楽:侘美秀俊

声:つぐみ 西島秀俊 山本浩司など

2007年/日本/80分

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「今、出てきたトイレの中に、誰かがいるような気がしてならない。」中学校の非常勤講師をしている青地(つぐみ)は、このごろ学校に行くのがおっくうで、いくら寝ても寝不足の感じが抜けない。長くつきあい過ぎた彼氏(山本浩司)との会話は上滑りし、好きだという気持ちも、すでにおぼろになっている。繰り返し見続けるのは、記憶とも妄想ともつかぬ、奇妙な夢。どうも、何かが変だ――2007年の完成以来、現在に至るまでロングラン上映が続く『眠り姫』。山本直樹の漫画を原作とするこの映画には、ほとんど人の姿が映らず、ただ人々の声だけが響きます。『闇の中の眠り姫』は、七里圭監督の「欠如」の映画をさらに押し進め、『眠り姫』の本編サウンドトラックを、暗闇のなかで「上映」する試みであり、渋谷・アップリンクでの過去の「上映」は、時空が歪むかのような強烈な印象を「鑑賞者」に対して残しました。伝説となったあの体験が再び。

おかえりなさい、うた

『おかえりなさい、うた』

構成/演出:生西康典

録音/編集:AO

出演(歌/声):さや(テニスコーツ)、山本精一、飴屋法水、大谷能生、相馬千秋、山川冬樹、吉田アミ、さとみ(ディアフーフ)、島田桃子、飯田芳、かわなかのぶひろ、グジェ・クルク、アリバート・アルガヤ、阿尾靖子、山元汰央など

演奏:植野隆司(テニスコーツ)、今井和雄、勝井祐二、坂本弘道、L?K?O

ジングル:ククナッケ

演出助手:池田野歩

2010年・2013年 5.1ch ミックス版/日本/90分

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――ここが何処だか知ってる? 暗闇の中でこだまする声と音。在らざるモノの気配と記憶。恵比寿映像祭、UPLINKでの上映で話題となった「音の映画」が吉祥寺バウスシアターに初上陸。音を聴く場所によって姿を変えるこの映画は、映画館という場所で、たくさんの人数と共有したとき、いったいどんな光景を見せてくれるのか。知らず知らずのうちに染み付いていたあらゆる鑑賞のコードから解放される自由な体験を約束します。

特別オールナイト「変態&3D」

2012年スタートの大人気企画「変態アニメーションナイト」が、オールナイトで様々なプログラムとコラボレート! カナダ国立映画制作庁で制作された3D映画が生み出す立体感は、ハリウッド製の3D映画のように私たちが暮らす現実世界を真似するのではなく、物理的に不可能な未知の立体空間を生み出します。「変態ナイト」は特別編、奇妙で強烈な立体作品をまとめて紹介。その他にも、話題のあの作品が、あんなふうに上映されたり……新鮮な視覚体験満載、見たことのない無数の世界を凝縮して体感させる、”WONDER”な一夜を約束します!

4月18日(金) 開場 22:45 開演 23:00 終演 5:00

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NFB(カナダ国立映画制作庁)3D作品傑作選

NFB(カナダ国立映画制作庁)3D作品傑作選

短編アニメーション界の歴史を主導し、歴史を名を刻みつづけるカナダ国立映画制作庁(NFB)は、優れた短編アニメーション作家を輩出するのみならず、新たなメディアを用いた実験を果敢に行う場所でもあります。3D上映は今や映画の上映の定番として定着した感がありますが、NFBが手がけると、ひと味もふた味も違うものに。観る者の精神を拡張してしまうかのような、見たこともない未知の空間が、実体を持って迫ってくるのです。3Dメガネをかけて、その宇宙にダイブ!

上映予定作品:テオドール・ウシェフ20世紀三部作(『タワー・バウアー』、『ドラックス・フラックス』、『グロリア・ビクトリア』)、「ホットハウス」プロジェクト傑作選、『オーラ』など

「変態ナイト3D」奇妙な立体作品特集

「変態ナイト3D」パート1:奇妙な立体作品特集

NFBの3D作品に負けるかとばかり、メガネなどかけずともじゅうぶんにトリップ可能な、クセのある、いや、クセの強すぎる立体作品を一挙に上映! コンピュータだろうが、パペットだろうが、人形劇だろうがおかまいなしに、物理的空間をねじ曲げてしまうようなプログラム。もちろん、水江未来と土居伸彰のMCつき!

上映予定作品:『でもミルクは大事だし』、『フライ・ミル』、『MRDRCHAIN』、『トードとトード』など

「変態ナイト3D」パート2:ヴィンス・コリンズ3DCG作品特集

「変態ナイト3D」パート2:ヴィンス・コリンズ3DCG作品特集

きみはヴィンス・コリンズを知っているか?? 日本人のパートナーMIWAKOとのコラボレーションのなか、過去、数々の怪作を作ってきた彼が近年立てつづけてに発表している3DCG作品集を一挙にお届け。12作品で30分を疾走するゴキゲンでクレイジーな深夜のひととき。

水江未来と抽象アニメーション大戦争

水江未来と抽象アニメーション大戦争

1コマも休むことなく変容(メタモルフォーゼ)を続ける『WONDER』の完成によって「変態」作家の仲間入りを果たした水江未来。『WONDER』がわざわざ35mmフィルムのプリントを作るという時代錯誤な行為を行ったことを記念して、抽象アニメーションの新旧の名作と対決します。『WONDER』はもちろん35mm版で上映、また、水江未来がノーマン・マクラレン生誕100周年を記念して作ったオマージュ作品『The Baby Bird of Norman McLaren』(共同監督:中内友紀恵)も、日本プレミア上映!

上映予定作品:水江未来『WONDER』(35mmフィルム上映)、水江未来&中内友紀恵『The Baby Bird of Norman McLaren』、オスカー・フィッシンガー『魔術師の弟子(スタディNr.8)』(35mmフィルム上映)、ノーマン・マクラレン『線と色の即興詩』、『モザイク』(35mmフィルム上映)、ライアン・ラーキン『ストリート・ミュージック』、アンドレアス・ヒュカーデ『愛と剽窃』、アンジェラ・シュテッフェン・『生命線』、中内友紀恵『祝典とコラール』など
協力:東京国立近代美術館フィルムセンター

『死亡以上埋葬未満』

『死亡以上埋葬未満』

監督:フィル・ムロイ

2011年/イギリス/80分/ブルーレイ

フィル・ムロイの超ミニマム完全個人制作長編シリーズ「ザ・クリスティーズ」。「国内未公開長編アニメーションショーケース」での最終章『痛くて惨めだ』の上映を記念して、東京では観る機会が限られてきた前作『死亡以上埋葬未満』を上映。クリスティー氏の死体をめぐって世界的陰謀が動き出す。物語の舞台は、アイスランドへ…

その他の上映作品については後日発表!

前夜祭オールナイト「ひらのりょう特集&かえるさんライブ&変態アニメーションオールナイトin神戸」

あなたの心に突き刺さり、身体の奥底も震わせる変態的アニメーションを集めに集めて一挙に公開するCALFの大人気企画「変態アニメーションオールナイト」。広島、京都、東京、山口、札幌を阿鼻叫喚にし、弟分の「変態アニメーションナイト2014」も全国公開中の伝説のイベントが神戸に初上陸! MCの水江未来と土居伸彰によるアニメーション漫談も混ぜ込んだ長い長い一夜は、ひらのりょう『パラダイス』完成記念パーティーも吞み込んだ大スケールのエンドレス・ナイト……果たしてあなたは生き残れるか?

7月18日(金) 22:00-翌6:00

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ひらのりょう『パラダイス』完成記念パーティーin神戸! 「男のラジオかえる沼」公開収録にようこそ

ひらのりょう『パラダイス』完成記念パーティーin神戸!
「男のラジオかえる沼」公開収録にようこそ

短編アニメーション界の若きスターひらのりょうの最新作『パラダイス』、完成記念パーティー! 東京会場では七尾旅人とのコラボレーションで紙芝居とVJのみならずラップまで披露したひらのりょう、神戸の地では果たしてどんな伝説を残してくれるのでしょうか? 神戸会場では、細馬宏通さん(かえる目)をゲストにお迎えして、なんと、ラジオの公開収録形式で、『パラダイス』含むひらの作品の上映とトーク、さらには、かえるさん(かえる目ソロ)のライブも交えつつ、2時間たっぷりとひらのりょう宇宙世界を立体的に展開していきます。今年で10周年を迎える細馬氏の「ラジオ 沼」と、ひらのりょうの小学生時代の遺産「男のラジオ」が特別にコラボレーション。

上映作品(すべてひらのりょう監督作品):『ギター』『河童の腕』『TELE○POTION』『ホリデイ』『パラダイス』

変態ナイトクラシックス

変態ナイトクラシックス

2012年夏スタートの「変態アニメーションナイト」、広島を湧かせた初期メンバーが神戸に再集結! すべてはここから始まった。拡張して変容する変態ナイトの原点をここで再確認。

上映予定作品:『草上の朝食』『ゲット・リアル』『ボビー・イエー』『ラスト・バス』「ピーター・ミラード レトロスペクティブ」など

立体、イエー! 奇妙な立体作品特集

立体、イエー! 奇妙な立体作品特集

メガネなどかけずともじゅうぶんにトリップ可能な、クセのある、いや、クセの強すぎる立体作品を一挙に上映! コンピュータだろうが、パペットだろうが、人形劇だろうがおかまいなしに、物理的空間をねじ曲げてしまうようなプログラム。東京会場で爆笑と啞然で会場を包み込んだアメリカの隠し球ヴィンス・コリンズ特集も、もちろんやります!

上映予定作品:『でもミルクは大事だし』『フライ・ミル』『MRDRCHAIN』『だきしめないでこわいから』「ヴィンス・コリンズ特集」など

水江未来と抽象アニメーション大戦争パート2

水江未来と抽象アニメーション大戦争パート2

1コマも休むことなく変容(メタモルフォーゼ)を続ける『WONDER』の完成によって「変態」作家の仲間入りを果たした水江未来。『WONDER』がわざわざ35mmフィルムのプリントを作るという時代錯誤な行為を行ったことを記念して、神戸ではなんと、変態アニメーション界の巨匠ブルース・ビックフォード作品と対決します。『WONDER』はもちろん35mm版で上映、また、水江未来がノーマン・マクラレン生誕100周年を記念して作ったオマージュ作品『The Baby Bird of Norman McLaren』(共同監督:中内友紀恵)をはじめとした、新旧抽象アニメーション作品の傑作選も同時上映!

上映作品:水江未来『WONDER』ブルース・ビックフォード『CAS'L'』など

ひらのりょう『パラダイス』完成記念イベント

短編アニメーション界の若きスターひらのりょうの最新作『パラダイス』、完成記念パーティー! 1月、渋谷・アップリンクでの第一弾パーティーは満員御礼の大盛況のうちに終わりました。<GEORAMA2014>東京会場での2週間を締めくくる最終日、『パラダイス』をめぐるパーティーが規模を大きくして再びカムバック! 『ホリデイ』をはじめとするひらのりょうの過去作品の上映はもちろん、ミュージシャンによるライブ、ゲスト・トークなどノンジャンルに広がりながら、ひらのりょう宇宙を立体的に展開していきます。山口および神戸会場でもコラボレーションの相手を代えて、パーティーは続きます!

『パラダイス』

『パラダイス』

監督:ひらのりょう

声の出演:椎名琴音、渋川清彦など

音楽:Les Anarcho

2014年/日本/20分/ブルーレイ

人間によって切られた鼻を探しに来たメスの熊は、宇宙ステーションの墓地で清掃のバイトをする男と出逢う。偶然に引き寄せられた二人を中心に、歯の着ぐるみバイトの女の子、陸軍兵士、絶滅寸前の猿人が蠢く。歯、陰毛、電波、etcのキーワードと共に時間と空間を超えながら物語は動き出し、絡み合いながら収束していく。

『パラダイス』

東京4月25日(金)19:45開場 20:00開演 23:00終演予定
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出演:七尾旅人ひらのりょう

オープニング・アクト:ピグマリオン効果

<GEORAMA2014>東京会場を締めくくる『パラダイス』完成記念イベントに、七尾旅人の出演が決定! ひらのりょうと七尾旅人のコラボレーションは、「七夕の人」のジャケット・デザイン、「TELE○POTION」のPVなど多岐に渡りますが、4/25、二人のコラボレーションは遂にステージ上で……ひらのりょうの過去作品の上映や七尾旅人の演奏、両者のトークなどが渾然一体と混ざり合うノンジャンルな時空間は、パフォーマンス・ユニット「ピグマリオン効果」のマルチメディアなダンスにも彩られ、祝祭そのものに。

おかえりなさい、うた

山口『おかえりなさい、うた』と、ひらのりょう小特集
     6月21日(土)18:30

出演:生西康典、ひらのりょう

『パラダイス』完成記念パーティー、<GEORAMA2014>山口会場でのご相手は『おかえりなさい、うた』。野心的企画「暗闇のアニメーション」が山口情報芸術センターまで出張してコラボレート。山口会場でも『おかえりなさい、うた』はもちろん暗闇上映。この上映のために特別にスピーカーを設置・調整します。破天荒なストーリーテリングの『パラダイス』とあわさることで、時空を超えた根源的な時空間が立ち上がるさまを目撃してください。生西康典、ひらのりょうのトークもあり。

フィル・ムロイ「クリスティーズ」シリーズ一挙上映

「国内未公開長編アニメーションショーケース」にて上映されるフィル・ムロイ『痛くて惨めだ』は、イギリスの巨匠フィル・ムロイが2006年から取りかかってきた超ミニマルな個人制作長編「クリスティーズ」シリーズの完結編です。「典型的」イギリス人クリスティー氏とその不愉快な仲間たちが繰り広げる口パク会話劇は、途方もなくくだらなくて、同時に途方もなく人間の核心を衝きます。山口会場と神戸会場では、過去作品も含め、「クリスティーズ」シリーズを一挙に上映します。

『ザ・クリスティーズ』The Christies

『ザ・クリスティーズ』The Christies

監督:フィル・ムロイ

2006年/イギリス/78分/ブルーレイ

山口6/20(金)19:00
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典型的イギリス人クリスティー氏とその家族の日常、愛、そして試練…… イギリスの鬼才フィル・ムロイによる初長編作品は、シンプルな影絵のキャラクターと極端に少ない作画枚数、コンピュータ・ボイスの音声を用いた超ミニマル・アニメーション。エロ、グロ、皮肉、バイオレンス満載の、実験的かつポップな極上のブラック・ユーモア・エンタテインメント。オタワ国際アニメーション映画祭グランプリ。

『さよならミスタークリスティー』Goodbye, Mister Christie

『さよならミスタークリスティー』Goodbye, Mister Christie

監督:フィル・ムロイ

2010年/イギリス/77分/ブルーレイ

山口6/21(土)10:30 (フィル・ムロイ「クリスティーズ三部作」プログラム内)

神戸7/19(土)16:00(フィル・ムロイ「ザ・クリスティーズ」トリロジー一挙上映プログラム内)
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個人制作長編「クリスティーズ」シリーズ第二作にして、トリロジーの第一作。愛欲と見栄まみれの典型的イギリス人紳士クリスティー氏は、あるとき、テレビ中継の真っ最中にフランス人船乗りラモーンとセックスをしてしまい、そして神様になる…。 オタワ国際アニメーション映画祭長編部門グランプリ。

『死亡以上埋葬未満』

『死亡以上埋葬未満』Dead But Not Buried

監督:フィル・ムロイ

2011年/イギリス/80分/ブルーレイ

山口6/21(土)13:00 (フィル・ムロイ「クリスティーズ三部作」プログラム内)

神戸7/19(土)16:00(フィル・ムロイ「ザ・クリスティーズ」トリロジー一挙上映プログラム内)
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フィル・ムロイの超ミニマム完全個人制作長編シリーズ「ザ・クリスティーズ」。「国内未公開長編アニメーションショーケース」での最終章『痛くて惨めだ』の上映を記念して、東京では観る機会が限られてきた前作『死亡以上埋葬未満』を上映。クリスティー氏の死体をめぐって世界的陰謀が動き出す。物語の舞台は、アイスランドへ…。オタワ国際アニメーション映画祭長編部門グランプリ。

痛くて惨めだ The Pain and the Pity予告編動画を再生

痛くて惨めだ The Pain and the Pity

監督:フィル・ムロイ

2013年/イギリス/75分/ブルーレイ

山口6/21(土)13:00 (フィル・ムロイ「クリスティーズ三部作」プログラム内)
神戸7/19(土)16:00(フィル・ムロイ「ザ・クリスティーズ」トリロジー一挙上映プログラム内)

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コンピュータ・ボイスと口パクの影絵を用いたフィル・ムロイの超ミニマル個人制作長編「クリスティーズ」シリーズ、第四作目にして最終章。下劣な「典型的」イギリス人クリスティー氏とその愉快な家族と仲間たちの物語は、アイスランドでの大冒険を経て、再びロンドン・ソーホーに戻ってくる。前作でヒトラーの子孫であることが判明したクリスティー氏(死体)の運命はいかに? 物語はあらゆる予期を裏切って、痛くて、惨くて、哀切なエンディングを迎える。(併映:『バード・オブ・パラダイス』監督:フィル・ムロイ、2013年、4分)

ウィンザー・マッケイ特集&『恐竜ガーティ』再現上映

細馬宏通著『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか――アニメーションの表現史』は、20世紀前半アメリカで生み出されたアニメーションの歴史を、息遣いまで聴こえそうなくらいにダイナミックに再創造する本として、2013年、話題を呼びました。そのなかでも大きく取り上げられたウィンザー・マッケイは、新聞マンガの代表作『リトル・ニモ』の邦訳完全版の発売を控えるなど、盛り上がりを見せていますが、本書が明らかにしたのは、アニメーションの代表作『恐竜ガーティ』が今からは想像もつかないような形態で上映されていたという事実です。2014年、『恐竜ガーティ』100周年を記念して、なんと、著者の細馬宏通さんがウィンザー・マッケイに変身。1914年当時の『恐竜ガーティ』上映を一回限りの特別再現! 細馬氏によるレクチャー&マッケイ傑作選の上映もあわせて、マッケイを多角的に再評価していきます。

7月19日(土) 13:00

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『恐竜ガーティ』Gertie the Dinasour

『恐竜ガーティ』Gertie the Dinasour

監督:ウィンザー・マッケイ

1914年/アメリカ/12分(上映版)/ブルーレイ

車のパンクで偶然訪れることになった自然史博物館で恐竜の化石を見たマンガ家・アニメーション作家のウィンザー・マッケイは、友達を賭けをする――この恐竜を動かすことができたら夕飯をおごってもらおうじゃないか。果たしてその勝負の結果は? マッケイのペン先は、太古の恐竜を蘇らせる奇跡を起こせるのか? 細馬宏通氏により、公開当時の特別な上映形態が蘇る。併映「ウィンザー・マッケイ傑作選」:『リトル・ニモ』(1911年、11分)、『蚊はいかに動くか』(1912年、6分)、『ルシタニア号の沈没』(1918年、12分)

【レクチャー&再現上映】細馬宏通

【レクチャー&再現上映】細馬宏通

1960年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了(動物学)。現在、滋賀県立大学人間文化学部教授。ことばと身体動作の時間構造、視聴覚メディア史を研究している。近著に『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』(新潮社)、『今日の『あまちゃん』』(河出書房新社)、『うたのしくみ』(ぴあ)。バンド「かえる目」では作詞・作曲とボーカルを担当。

祝・来日! アメリカの鬼才クリス・サリバン特集

切り絵、ドローイング、立体ジオラマと複数の手法を織り交ぜた2時間超のアニメーション大作『コンシューミング・スピリッツ』。アメリカ郊外に暮らす人々の悲哀と希望を描きだすこの作品は、GEORAMA2014東京会場「国内未公開長編アニメーションショーケース」で一番の話題となりました。神戸会場では、シカゴから作家本人がGEORAMAのために来日! それを記念して、クリス・サリバンの講演&初期作品上映、そして『コンシューミング・スピリッツ』の爆音上映と、アメリカの鬼才クリス・サリバンの魅力を余すところなく体感。

7月20日(日) 18:30

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クリス・サリバン講演&初期作品上映

クリス・サリバン講演&初期作品上映

シカゴより来日するクリス・サリバンが、『コンシューミング・スピリッツ』をはじめとする創作の秘密を特別に公開。知られざるアメリカの鬼才サリバンの歩みが本人の口から語られます。現在制作中の長篇第2作の一部も日本で初公開。『コンシューミング・スピリッツ』へとつながる初期作品もたっぷり上映する特別な機会! 上映予定作品:『エイント・ミスビヘイヴィン』(1981年、5分)、『ザ・ビーホールダー』(1983年、9分)、『マスター・オブ・セレモニーズ』(1986年、8分)、『イカロスの失墜の風景』(1992年、23分)

『コンシューミング・スピリッツ』は7/20(日)16:00[爆音上映!〕、7/25(水)18:00に上映があります。(詳しくは「国内未公開長編アニメーションショーケース」をご覧ください。)

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